なぜアマゾンはあそこまで成長したのか

なぜアマゾンはあそこまで成長したのか

そもそも経営者は誰?

皆さんも一度は聞いたことはあるとは思いますが、AMAZONの経営者はジェフ・ベゾスです。世界で29番目のアルゼンチン(1175億ドル)とほぼ同じ。

現在の総資産1120憶ドル。日本円で約12兆円。日本の国家予算の8分の1.子供が4人います。資産の大半がアマゾンの株のため、トランプ大統領のツイートによって1.6兆円を失いました。トランプ大統領との対決は違う記事で詳しく説明しようと思います。

まずはジェフ・ベゾスさんの経歴をざっと見ていきましょう。

1964年1月12日 ニューメキシコ州アルバカーキにて、生まれました。この時母親は10代でした。一年ほどして、両親は離婚し、母親に引き取られました。母親は、ベゾスが5歳の時に、キューバ系アメリカ人と再婚したため、家族で、テキサス州ヒューストンに引っ越しました。

ニューメキシコ州アルバカーキってどんなところ?

アルバカーキはニューメキシコ州最大の商工業都市で、人口約48万人の都市です。治安はあまりよくなく全米ワースト10位の常連です。しかし、現在は、IT産業の発達により、内陸工業都市として、注目を浴び人口が増加しています。

テキサス州ヒューストンってどんなところ?

ヒューストンは、テキサス州南東部に位置し、人口200万人以上の大都市です。テキサス州最大で、全米第4位の都市です。ヒューストンは20世紀初めに油田が発見されたおかげで、発展し先端医療や航空宇宙産業の中心となっている都市です。フォーチュン500に入る企業の本社数が、ニューヨークに次ぐ第2位と経済、産業の中枢都市でもあります。

学生時代

その後、ニュージャージー州プリンストンにある、プリンストン大学に入学。物理学専攻を専攻するために

入学しましたが、計算機科学と電気工学の分野に専攻を替え、1986年に学位号を取得。

プリンストン大学とは?

アメリカ合衆国ニュージャージー州プリンストンに本部を置く、私立大学。1746年に設置された。現在の学生数は、学部生4800名、大学院生2000名。アイビーリーグの大学の一つであり非常に高度な教育水準を保っている。これまでに2名の大統領、41名のノーベル賞受賞者、14人のフィールズ賞受賞者を輩出している。2016年度の合格率は6.5%。参考までに、東京大学の合格率は、34.2%。

アメリカ合衆国大統領

ジョン・F・ケネディ‐第35代アメリカ合衆国大統領(健康上の理由から中途退学し、ハーバード大学へ転校)

ジェームズ・マディソン‐第4代アメリカ合衆国大統領 妻のドリー・マディソンはアメリカ合衆国の初のファーストレディ。

主なノーベル賞受賞者

リチャード・ファインマン‐物理学者、カリフォルニア工科大学教授 マンハッタンプロジェクトの中心人物

マイケル・スペンス‐市場が発達する、動学性に関する業績によってノーベル経済学賞を受賞

大学卒業後

ウォールストリートの金融機関において、トレーディングシステムの構築に従事、その後、D.E.Shaw&Coというヘッジファンドでシニア・バイス・プレジテントへ昇進。しかし。1994年春に、World Wide Webの利用率が増加していることの注目し退社しワシントン州シアトルに移住。

この時点でベゾスは既に、eコマース事業が将来的に大きなビジネスチャンスになるであろうと考えていました。

eコマースとは

eコマースとは、Electronic Commerceの略で、日本語では、電子商取引と呼ばれています。インターネット上で行われる商品やサービスに関する取引・決済を指します。eコマースの利点としては、実店舗を持つ必要がないので、維持費や、人件費の削減になり、参入する企業、個人が増えています。

eコマースにも種類があります。 Amazon.comはマーケットプライス型と言われるものに分類されます。このタイプでは、カスタマーがAmazon.comという一つの大きな店舗で、買い物しているような感じです。

アマゾン概要

米eコマース市場の40%以上を占める。2017年度の利益は$177.86billion(日本円で約18兆円)従業員数は、世界で56万6千人。

現在、全世界に1億人以上のアマゾンプライム会員がいます。日本では、約800万人ほどとみられています。本社は、ワシントン州のシアトルにあり、現在、第二の本社を建設する都市を探しています。有力な候補地としては、テキサス州オースティン、マサチューセッツ州ボストン、イリノイ州シカゴなどの20都市に絞られています。

アマゾン誕生

1994年にインターネット書店のCadabra.comを創業、よく1995年に社名をAmazon.comに変更しました。Cadabrという社名はabracadabraという単語からとられました。しかし、ベゾスの弁護士が cadaverという単語と聞き違えたために社名を変更しました。ちなみにcadaverは死体という意味です。

名前、ロゴの由来

Amazon.comの社名は、南米大陸のアマゾン川からとられました。理由は、アマゾン川のように全世界に広がってほしかったのと,当時、ウェブサイトがアルファベット順で並んでいたため、検索の一番最初にAmazon.comが出るようにしたかったからです。

アマゾンのロゴは、「a」から「z」に矢印が伸びており、カスタマーが必要な商品はすべてアマゾンにそろっていることを表しているのと同時に、カスタマーの満足を表す笑顔を表現しています。

出典元: Hidden Meanings in 12 Popular Logos

アマゾンが短期間で成長できた理由

失敗を恐れない

アマゾンが成功した理由の一つとして欠かせないのが、経営陣が失敗を恐れずにチャレンジすることです。もちろんチャレンジする中で、失敗したアイデアも多くあったそうです。例えば、FirePhoneというアメリカ、イギリス、ドイツで2014年に発売されたスマートフォンがあります。しかし翌2015年には、発売を中止しとなったため先行投資で大きな損失が出ました。通常の企業では、先行投資で失敗すると、保守的になり新しいことにチャレンジすることが少なくなりますが、Amazon.com は、先行投資し続け、アマゾンプライムやアマゾンエコーなどのヒット商品を生み出しました。

充実したカスタマーサービス

アマゾンのカスタマーサービスは世界中で高評価を得ています。ベゾスは充実したカスタマーサービスを提供するために、“word of mouth”という言葉を大切にしています。この言葉の意味は、現実世界で、満足しなかったカスタマーが話すのは数人だが、オンライン上では数千人に広まってしまうということです。そのため、ベゾスは、カスタマーサービスに力を入れ、高評価を得ています。

イノベーション

Amazon.comが始まった時、オンラインショッピングサイトはほかにもたくさんあり、既に大きな利益を上げているサイトもたくさんありました。Amazon.comはほかのサイトの二番煎じとなるようなことを避け、新しいことをたくさんはじめました。日本では、アマゾンは実店舗のないショッピングサイトですが、アメリカでは試験として、実店舗型のアマゾンを展開しています。2018年現在、シアトルに Amazon Goという、店員のいないコンビニエンスストアをオープンしています。Amazon Goについては、違う記事で詳しく説明しようと思います。

アマゾンの株

アマゾンが上場した1997年,1株の初値は、1.73ドルほどでした、しかし、21年後の2018年現在、株価は1580ドルほどと,約1000倍になっています。