お金の本質と仕組み ③

お金の本質と仕組み ③

こんにちは、ゆずれもんです。

お金の本質と仕組みシリーズ最終章となったわけですが、今回は通貨の未来のカタチ、仮想通貨を紐解いて行きたいと思います。

発行された当初は限りなく無価値であったビットコインは

2017年冬にビットコインは1コインあたり200万円を超え、チューリップバブルを超える上昇となりました。

あるところでは、”仮想通貨は人類史最大の詐欺である”と言われ、

あるところでは、”ブロックチェーン技術はインターネットに匹敵する発明である”とまで謳う人まで出てきました。

仮想通貨も様々な付加価値がつけられ、匿名通貨だの、DAGだのと多様化が進んできましたが、

「お金」であることには変わりません。

今までのことを踏まえ、「お金」としての仮想通貨を見て行きましょう。

 

仮想通貨が上がった理由

まず、なぜ、仮想通貨は詐欺であると言われているのでしょうか?

では、ビットコインがなぜ上がったのかを見て行きましょう。

ビットコインが発行された当初、それは限りなく無価値でした。

しかし、まず、Aさんが1コイン1円の価値があると定め、Bさんが1円でそのコインを買いました。

その次にBさんが1コイン2円の価値があると定め、Cさんが了承し、売買が成立しました。

その次に、Dさん、もしくは過去買ったことがあるAさんがまた買い、新たに売るわけです。

もしくは、EさんとFさんが互いに売り買いしあって、価格を吊り上げていくと言うこともあったでしょう。

全ては需要と供給の問題であり、信用の創造です。

 

古代のブロックチェーン技術

ブロックチェーン技術は”分散型台帳技術”とも呼ばれています。

文字通り、何かしらを記録するための台帳です。

実は、この”台帳”、大昔にもう使われていた社会があるんです。

皆さんも歴史で習ったことのあるメソポタミア文明、ここで使われていた楔形文字こそがブロックチェーン技術の原型です。

当時の人々はありとあらゆる事象を粘土板に楔形文字で焼き付け、記録しました。

そうすることで、改ざんされることのない記録が出来上がったのです。

人々は取引の内容を粘土板に刻みつけ、証明としました。

当時、文字を読み書きできる人は少なかったので、ますます、楔形文字の信用は上がり、日常に広がって行きました。

改ざんされることが難しい、ブロックチェーンと非常に似ていますね。

ビットコインをはじめとする仮想通貨はその改ざんの難しさに保証された信用によって、価値が担保されたといえます。

 

仮想通貨への危惧

仮想通貨を危惧する人の言い分は大抵決まっています。

仮想通貨には価値の裏付けがないじゃないか』と

いつその価値が崩壊してもおかしくない、それは正しいですね。

しかし、それは仮想通貨のみに言えることでしょうか?

お金の本質と仕組み② で書いたように、今あなたが使っている法定通貨でさえも、ニクソンショック以来、もはや物質では価値は担保されていないのです。

もはや、世界の全ては物質のみでは担保しきれない。

それゆえに人類は「通貨」を生み出し、共通の基準として、価値を測れるようにしたのです。

仮想通貨を危惧するのであれば、今、誰もが使っている法定通貨さえも危惧しなければならない。

それはあまりに無茶なことだとは思いませんか?

今どき、”一万円札なんて紙切れ、ウチでは使えないよ!”と言う店は日本中どこを探しても見つからないことでしょう。

 

仮想通貨の未来

それゆえに、仮想通貨の目先の課題としてはいかに価値を安定させるか、と言うことになってきます。

法定通貨にしてもそうですが、価値の安定しない通貨はみんな使いたがりませんからね。

コーヒーの一杯目は100円だったけれど、二杯目は1000円になったなんて嫌でしょうw

仮想通貨がこれからどのように広まっていくのか、

儲かる儲からないの話はひとまず離れてw

非常に興味深いですよね。